寺田 寅彦

汽船の改良

新字新仮名 約1,803字・読了目安4分

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船に酔わぬ人に云わせると航海ほど愉快なものはない。しかし吾々船に弱い者から見るとこんな厭なものはない。船室に潜り込んだが最後、もう頭が上がらぬ。海上の日の出がどんなに美しかろうが、海鳥が飛ぼうが、鯨がはねようがそんな事はどうでもよい、一刻も…

作品情報

初出「東京朝日新聞」1907(明治40)年8月30日
分類NDC 550
公開日2022-04-23
最終更新2022-03-27
底本 「寺田寅彦全集 第十二巻」岩波書店
入力砂場清隆
校正木下聡

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