寺田 寅彦

宇宙の二大星流

新字新仮名 約2,164字・読了目安4分

この作品を読む Amazonで探す

我邦のような湿気の多い土地では、空が本当によく晴れ切って天の河原の砂も拾えそうな夜は年中でわずかしかない。先ず十二月から正月へかけて二ヶ月くらいなものであろう。天文学者はこの機を利用して観測に耽り、詩人宗教家はこの間に星月夜の美観を唱い造化…

作品情報

初出「東京朝日新聞」1907(明治40)年12月14日
公開日2022-12-31
最終更新2022-11-26
底本 「寺田寅彦全集 第十二巻」岩波書店
入力砂場清隆
校正木下聡

寺田 寅彦の他の作品

寺田 寅彦の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。