素木 しづ

咲いてゆく花

新字新仮名 約8,647字・読了目安17分

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少女は、横になって隅の方に――、殆ど後から見た時にはランプの影になって、闇がどうしてもその本の表を見せまいと思われる所で、一心になって小説をよみふけっていた。 明日からつゞく夏休の安らかさと、大きな自由との為めに、少女は[#「少女は」は底本…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-09-16
最終更新2014-09-17
底本 「北海道文学全集 第四巻」立風書房
入力小林徹
校正大西敦子

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