素木 しづ

追憶

旧字旧仮名 約7,857字・読了目安16分

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また秋になつて、まち子夫婦は去年とおなじやうに子供の寢てる時の食後などは、しみ/″\と故郷の追憶にふけるのであつた。 今年もとう/\行かれなかつたと、お互に思ひながらも、それがさしてものなげきでなく、二人の心にはまた來年こそはといふ希望が思…

作品情報

分類NDC 913
公開日2008-10-30
最終更新2014-09-21
底本 「保健 第一卷第四號」衛生新報社
入力小林徹
校正富田倫生

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