素木 しづ

珠

旧字旧仮名 約11,142字・読了目安22分

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丁度夏に向つてる、すべての新鮮な若葉とおなじやうに、多緒子の産んだ赤ん坊は生き/\と心よく康やかに育つた。そしてそれと同時に産後思はしくなかつた彼女の肉體も恢復して來ると、ながい間産前から産後、そしていまもなほ引つゞいてゐる、いろ/\涙ぐま…

作品情報

初出「文章世界」1917(大正6)年8月号
分類NDC 913
公開日2003-12-17
最終更新2014-09-18
底本 「青白き夢」新潮社
入力小林徹
校正松永正敏

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