素木 しづ

雛鳥の夢

新字旧仮名 約4,000字・読了目安8分

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まち子は焼けるやうに、椽からすべるやうに降りて、高い椽の下の柱の所にわづかばかりの日影を求めて、その中にちいさく佇んだ。 そして、いつものやうにうっとりと、明地のなかに植ゑた黄色や、赤の小さい瑪瑙のやうなのや、また大きな柿のやうなトマトを親…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-07-15
最終更新2014-09-17
底本 「素木しづ作品集」札幌・北書房
入力小林徹
校正福地博文

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