素木 しづ

晩餐

新字新仮名 約3,492字・読了目安7分

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いつか暗くなった戸の外に、激しい雨風の音がする、嵐だ。 親子は、狭い部屋の壁際にぶらさがった、暗い電燈の下の卓に集まって、今夜食をしようとしてゐた。まだ本当に父も母も若かった。そして子供は漸く卓につかまって、立ってる事が出来る程の、くり/\…

作品情報

初出「文章倶楽部」大正6年2月号
分類NDC 913
公開日1999-09-05
最終更新2014-09-17
底本 「素木しづ作品集」札幌・北書房
入力小林徹
校正湯地光弘

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