浜尾 四郎

彼は誰を殺したか

新字新仮名 約13,078字・読了目安26分

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一 男でもほれぼれする吉田豊のやすらかな寝顔を眺めながら中条直一は思った。 「こんな美しい青年に妻が恋するのは無理はないことかも知れない。どう考えても俺は少し年をとりすぎている。ただ妻の従弟だと思ッて近頃まで安心していたのは俺の誤りだッた。…

作品情報

初出「文藝春秋」1930(昭和5)年7月号
分類NDC 913
公開日2001-02-26
最終更新2014-09-17
底本 「日本探偵小説全集5 浜尾四郎集」創元推理文庫、東京創元社
入力大野晋
校正はやしだかずこ

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