浜尾 四郎

途上の犯人

新字新仮名 約18,388字・読了目安37分

この作品を読む Amazonで探す

一 東京駅で乗車した時から、私はその男の様子が気になり出した。思いなしではなく、確かにその男の方でもじろじろと私の方にばかり注意して居る。 色の青白い、三十四、五の痩せた男である。身なりは大して賤しい方ではない。さっぱりした背広を着し、ソフ…

作品情報

初出「犯罪科学」1930(昭和5)年11月号
分類NDC 913
公開日2001-02-26
最終更新2014-09-17
底本 「日本探偵小説全集5 浜尾四郎集」創元推理文庫、東京創元社
入力大野晋
校正はやしだかずこ

浜尾 四郎の他の作品

浜尾 四郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。