正岡 子規

墨汁一滴

新字旧仮名 約87,133字・読了目安174分

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病める枕辺に巻紙状袋など入れたる箱あり、その上に寒暖計を置けり。その寒暖計に小き輪飾をくくりつけたるは病中いささか新年をことほぐの心ながら歯朶の枝の左右にひろごりたるさまもいとめでたし。その下に橙を置き橙に並びてそれと同じ大きさほどの地球儀…

作品情報

分類NDC 914
公開日2005-07-16
最終更新2014-09-18
底本 「墨汁一滴」岩波文庫、岩波書店
入力山口美佐
校正川向直樹

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