泉 鏡花

凱旋祭

新字旧仮名 約6,302字・読了目安13分

この作品を読む Amazonで探す

一 紫の幕、紅の旗、空の色の青く晴れたる、草木の色の緑なる、唯うつくしきものの弥が上に重なり合ひ、打混じて、譬へば大なる幻燈の花輪車の輪を造りて、烈しく舞出で、舞込むが見え候のみ。何をか緒として順序よく申上げ候べき。全市街はその日朝まだきよ…

作品情報

初出「新小説」第二年第六巻、1897(明治30)年5月
分類NDC 913
公開日2003-09-09
最終更新2014-09-18
底本 「外科室・海城発電」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正鈴木厚司

泉 鏡花の他の作品

泉 鏡花の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。