寺田 寅彦

塵埃と光

新字新仮名 約2,452字・読了目安5分

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昔ギリシアの哲学者ルクレチウスは窓からさしこむ日光の中に踊る塵埃を見て、分子説の元祖になったと伝えられている。このような微塵は通例有機質の繊維や鉱物質の土砂の破片から成り立っている。比重は無論空気に比べて著しく大きいが、その体積に対して面積…

作品情報

初出「科学知識」1922(大正11)年5月1日
分類NDC 401
公開日2006-11-28
最終更新2014-09-18
底本 「寺田寅彦全集 第六巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正松永正敏

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