中里 介山

大菩薩峠

37 恐山の巻

新字新仮名 約262,491字・読了目安525分

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一 田山白雲は北上川の渡頭に立って、渡し舟の出るのを待兼ねている。 舟の出発を待侘びるものは田山白雲一人ではなく、士農工商が一人二人と渡頭へ集まってひっかかる。こちらの岸もそうだから、向うの岸も同様に、土農工商がせき留められて、舟を待つ人の…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-05-28
最終更新2014-09-18
底本 「大菩薩峠17」ちくま文庫、筑摩書房 / 「大菩薩峠18」ちくま文庫、筑摩書房
入力tatsuki
校正原田頌子

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