薄田 泣菫

山雀

新字旧仮名 約2,173字・読了目安4分

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一 私の近くにアメリカ帰りの老紳士が住んでをります。その人が今年の春六甲山へ登つて、その帰りにあたりの松林で小鳥の巣を見つけました。巣にはやつと羽が生えかけたばかしの雛が四羽をりました。雛は老紳士を見ると、口を一ぱいに開けて、ちいちいと鳴き…

作品情報

分類NDC 914
公開日2003-04-06
最終更新2014-09-17
底本 「泣菫随筆」冨山房百科文庫43、冨山房
入力林幸雄
校正門田裕志

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