薄田 泣菫

利休と遠州

新字旧仮名 約5,939字・読了目安12分

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一 むかし、堺衆の一人に某といふ数寄者がありました。その頃の流行にかぶれて、大枚の金子を払つて出入りの道具屋から、雲山といふ肩衝の茶入を手に入れました。太閤様御秘蔵の北野肩衝も、徳川家御自慢の初花肩衝も、よもやこれに見勝るやうなことはあるま…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-04-06
最終更新2014-09-17
底本 「泣菫随筆」冨山房百科文庫43、冨山房
入力林幸雄
校正門田裕志

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