中里 介山

大菩薩峠

34 白雲の巻

新字新仮名 約108,966字・読了目安218分

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一 秋風ぞ吹く白河の関の一夜、駒井甚三郎に宛てて手紙を書いた田山白雲は、その翌日、更に北へ向っての旅に出で立ちました。 僅かに勿来の関で、遠くも来つるものかなと、感傷を逞しうした白雲が、もうこの辺へ来ると、卒業して、漂浪性がすっかり根を張っ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-05-07
最終更新2014-09-18
底本 「大菩薩峠15」ちくま文庫、筑摩書房
入力tatsuki
校正原田頌子

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