牧野 信一

昔の歌留多

新字旧仮名 約8,134字・読了目安16分

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三月もかゝると云はれてゐる病院へ滝は、毎日、日暮時に通つてゐた。――今度こそは彼は、之を堅く決行し通さうと念じてゐた。こんなことをきつかけにしなければ、長い様々な生活上の悪習慣から逃れる術がないことを知つた。様々な悪習慣は、彼が命をかけて目…

作品情報

初出「婦人公論 第十二巻第六号」中央公論社、1927(昭和2)年6月1日
分類NDC 913
公開日2010-08-20
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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