折口 信夫

稲むらの蔭にて

新字旧仮名 約3,792字・読了目安8分

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河内瓢箪山へ辻占問ひに往く人は、堤の下や稲むらの蔭に潜んで、道行く人の言ひ棄てる言草に籠る、百千の言霊を読まうとする。人を待ち構へ、遣り過し、或は立ち聴くに恰好な、木立ちや土手の無い平野に散在する稲むらの蔭は、限り無き歴史の視野を、我等の前…

作品情報

初出「郷土研究 第四巻第三号」1916(大正5)年6月
分類NDC 384 812
公開日2007-05-01
最終更新2014-09-21
底本 「折口信夫全集 3」中央公論社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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