折口 信夫

戞々たり 車上の優人

新字旧仮名 約14,706字・読了目安29分

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まことに、人間の遭遇ほど、味なものはない。先代片岡仁左衛門を思ふ毎に、その感を深くする。淡々しい記憶が、年を経て愈濃やかにして快く、更に何か、清い悲しみに似たものを、まじへて来るやうな気がしてゐる。 役者なんぞに行き逢うて、あんな心はずみを…

作品情報

初出「日本演劇 第四巻第八号」1946(昭和21)年9月
分類NDC 774
公開日2019-01-18
最終更新2018-12-24
底本 「折口信夫全集 22」中央公論社
入力門田裕志
校正酒井和郎

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