種田 山頭火

鉄鉢と魚籃と

――其中日記から――

新字新仮名 約1,001字・読了目安2分

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九月三日。 曇、さすがに厄日前後らしい天候。 朝は梅茶三杯ですます。身心を浄化するには何よりもこれがよろしい。 前栽の萩――それは一昨年黎々火君と共に裏山から移植したもの――が勢よく伸びて、びっしり蕾をつけている。早いのはぽつぽつ咲きだして…

作品情報

初出「層雲 昭和十年十月号」1935(昭和10)年10月
分類NDC 915
公開日2008-07-20
最終更新2014-09-21
底本 「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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