種田 山頭火

私を語る

――(消息に代えて)――

新字新仮名 約786字・読了目安2分

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私もいつのまにやら五十歳になった。五十歳は孔子の所謂、知命の年齢である。私にはまだ天の命は解らないけれど、人の性は多少解ったような気がする。少くとも自分の性だけは。―― 私は労れた。歩くことにも労れたが、それよりも行乞の矛盾を繰り返すことに…

作品情報

初出「「三八九」第壱集」1931(昭和6)年2月2日
分類NDC 911 914
公開日2008-07-25
最終更新2014-09-21
底本 「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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