林 芙美子

屋久島紀行

旧字旧仮名 約11,659字・読了目安23分

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鹿兒島で、私たちは、四日も船便を待つた。海上が荒れて、船が出ないとなれば、海を前にしてゐながら、どうすることも出來ない。毎日、ほとんど雨が降つた。鹿兒島は母の郷里ではあつたが、室生さんの詩ではないけれども、よしや異土の乞食とならうとも、古里…

作品情報

初出「主婦之友」1950(昭和25)年7月
分類NDC 915
公開日2006-10-29
最終更新2016-02-03
底本 「現代紀行文學全集 第五卷 南日本篇」修道社
入力林幸雄
校正鈴木厚司

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