吉川 英治

私本太平記

02 婆娑羅帖

新字新仮名 約132,651字・読了目安265分

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乱鳥図 都は紅葉しかけている。 高尾も、鞍馬も。 その日、二条加茂川べりの水鳥亭は、月例の“文談会”の日であった。 流れにのぞむ広間の水欄には、ちらほら、参会者の顔も見えはじめ、思い思いな水鳥の群れに似た幾組かを、ここかしこに作りあっていた…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-01-02
最終更新2022-02-07
底本 「私本太平記(一)」吉川英治歴史時代文庫、講談社 / 「私本太平記(二)」吉川英治歴史時代文庫、講談社
入力門田裕志
校正トレンドイースト

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