牧野 信一

私の一日

軽い酔

新字旧仮名 約192字・読了目安1分

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四月四日 電灯が消えたので思はず舌を打つた。だが、窓をあけると輝かしい朝陽がみなぎつてゐた。H君と一緒に海辺へ行く。朝釣りから戻つて来た舟の人から大きな鯵を買ひ、H君が尾をさげてもどる。鯵を酢にして朝飯を喰ふ。ビールの軽い酔を得て昼まで眠る…

作品情報

初出「文章倶楽部 第十三巻第五号(五月号)」新潮社、1928(昭和3)年5月1日
分類NDC 914
公開日2011-08-28
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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