木暮 理太郎

笛吹川の上流(東沢と西沢)

新字新仮名 約4,985字・読了目安10分

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笛吹川は秩父街道最奥の部落である広瀬附近から上流になると子酉川と呼ばれている。広瀬から稍や爪先上りの赤土道を、七、八町も行くと、原中に一本の大きな水楢か何かの闊葉樹が生えている側で路が二つに岐れる。右は雁坂峠へ出るもので、今は峠ノ沢の製板業…

作品情報

初出「山岳 第11年第1号」1916(大正5)年10月
分類NDC 291 786
公開日2013-06-20
最終更新2014-09-16
底本 「山の憶い出 上」平凡社ライブラリー、平凡社
入力栗原晶子
校正雪森

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