吉川 英治

新書太閤記

03 第三分冊

新字新仮名 約205,698字・読了目安411分

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春の客 永禄五年の正月、信長は二十九歳の元旦を迎えた。 まだほの暗いうちに、彼は起って浴室にはいると、水浴みして身を浄めていた。 井水はかえって暖かく、白いものが立ち昇っているが、それを汲み上げる間に、水桶の底は凍りついてしまう。 「おお、…

作品情報

初出太閤記「読売新聞」1939(昭和14)年1月1日~1945(昭和20)年8月23日<br>続太閤記「中京新聞」他複数の地方紙1949(昭和24)年
分類NDC 913
公開日2014-12-28
最終更新2015-11-16
底本 「新書太閤記(三)」吉川英治歴史時代文庫、講談社
入力門田裕志
校正トレンドイースト

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