山本 周五郎

赤ひげ診療譚

04 三度目の正直

新字新仮名 約21,677字・読了目安43分

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一 梅雨があけて半月ほど経ったころ、狂女のおゆみが自殺をはかった。まえにも記したとおり、彼女はお杉という若い召使と二人で、病棟から離れた住居にいる。それは彼女の親が新らしく建てたもので、窓には太い格子があるし、一つだけの出入り口には鍵が掛か…

作品情報

初出「オール読物」1958(昭和33)年8月
分類NDC 913
公開日2018-09-23
最終更新2018-08-28
底本 「山本周五郎全集第十一巻 赤ひげ診療譚・五瓣の椿」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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