氷島の漁夫
01 氷島の漁夫
旧字旧仮名 約147,537字・読了目安295分
第一編 一 恐ろしく肩幅の廣い五人の男が、鹹氣と海との臭ひのする或る薄暗い家のやうななかで、肱を突いて酒を飮んでゐた。彼等の身長にはひくすぎるその棲家は、一方の端へ末細りして、丁度大きな海鴎の空虚な腹のやうであつた。それは緩い、眠氣を催させ…
作品情報
| 初出 | 「近代西洋文藝叢書第十一冊 氷島の漁夫附埃及行」博文館、1916(大正5)年7月23日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 953 |
| 公開日 | 2020-01-14 |
| 最終更新 | 2020-01-08 |
| 底本 | 「氷島の漁夫」岩波文庫、岩波書店 |
| 入力 | 富田晶子 |
| 校正 | 雪森 |
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