佐左木 俊郎

熊の出る開墾地

新字新仮名 約15,989字・読了目安32分

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無蓋の二輪馬車は、初老の紳士と若い女とを乗せて、高原地帯の開墾場から奥暗い原始林の中へ消えて行った。開墾地一帯の地主、狼のような痩躯の藤沢が、開墾場一番の器量よしである千代枝を伴れて、札幌の方へ帰って行くのだった。 落葉松林が尽きると、路は…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-10-27
最終更新2014-09-17
底本 「佐左木俊郎選集」英宝社
入力大野晋
校正しず

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