薄田 泣菫

雨の日に香を燻く

新字旧仮名 約2,635字・読了目安5分

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一 梅雨まへには、今年はきつと乾梅雨だらうといふことでしたが、梅雨に入つてからは、今日まで二度の雨で、二度ともよく降りました。 私は雨の日が好きです。それは晴れた日の快活さにも需めることの出来ない静かさが味ははれるからであります。毎日毎日降…

作品情報

分類NDC 914
公開日2000-07-29
最終更新2014-09-17
底本 「日本の名随筆33 水」作品社
入力砂場清隆
校正菅野朋子

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