漢那 浪笛

車室

新字旧仮名 約244字・読了目安1分

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一頭のやせ馬に、 ひかれゆく黒塗りのかた馬車。 乗ひ合は六人、 その中に一人の若かい女。 膝向き合はした客は、 お互に眼をひらめかし、 たゞ無言。 ――疑ひの多き車内だ。 沙漠に似たる車内に、 一人の若かい女、 今宵の旅の疲れに、 一つの慰…

作品情報

初出「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年1月8日
分類NDC 911
公開日2017-01-05
最終更新2016-12-09
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正良本典代

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