牧野 信一

雪景色

新字旧仮名 約11,270字・読了目安23分

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一 滝は、あまり創作(小説)のことばかり想つてゐるのが重苦しくなつたのでスケツチ箱をさげて散歩に出かけた。――石段を降つて、又ひよろ/\と降つて行く海辺へ近い松林の中途であつた。彼は、風景よりも人通りを気にして小径を出はずれると頭につかえる…

作品情報

初出「文藝春秋 第五巻第九号」文藝春秋社、1927(昭和2)年9月1日
分類NDC 913
公開日2010-09-10
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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